光武勢州斎藤原秀信

　福岡県出身。古武道十段範士。

 　武号 　勢州斎藤原秀信 

　 　　　 天信斎藤原正信。

 　通称光武勢州と号する。

　筑前黒田藩主『黒田長政』（疋田新陰流兵法免許皆伝）の子孫で、代々、黒田藩の武術師範家であった新陰流兵法正統第十四代濱田勢州宗家に師事し、疋田新陰流、柳生新陰流、新當流刀槍、圓明流兵法などを長年修業すると共に、上泉伝と武蔵伝を中心に、全国で関連する古流各派を学ぶ。

　第十五代を継承後、伝統流儀の各師範から流儀を託され、皆伝印可と伝授巻をそれぞれ賜る。

　師の意志を引き継ぎ、黒田藩藩校に由来する兵法指南所修猷館を復興させ、現在、日本の伝統芸能を守るべく、全国で後進の指導に当たる。

　平成１４年、日本の皇室より金色有功章を拝受。

　平成２６年日本伝統武道連盟より称号範士を拝受。

　令和３年古武道十段範士を允許される。

　日本伝統武道連盟常任理事、福岡市体育協会公認指導者、日本障害者スポーツ協会公認指導者、黒田藩武術顕彰会会長。古武道十段名誉範士。免許皆伝。

　福岡藩三大流儀『柳生新陰流兵法、天眞正傳神道流兵法、二天一流兵法』を、今日唯一継承している正統師範家である。

　また、熊本藩傳二天一流兵法、小倉藩傳二天流兵法、圓明流兵法、福岡藩士傳内田流短杖術、武田流兵法、穴澤流薙刀、中澤流護身術、柳剛流兵法、警視流武術等も伝承する。